学ぶこと
本講座では、日本の食文化の特質と歴史についてみていきます。
その際、アジア的・世界的な視点を意識し、とりわけ米の文化を中心とします。
そのためには対照的な麦文化と比較しつつ、その特色を検討します。
その上で、日本における食文化史の展開がどのようなものであったかを考察し、
いわゆる日本料理の成立と展開について論じます。
さらに近世に花開いた食文化を詳しく見るとともに、近現代のそれについても概観し、
トータルな形で日本の食文化を理解する講座です。
第3回 江戸における食文化の展開 2022年3月12日(土)17:00~18:30
こうした料理様式という観点からすれば、江戸時代には会席料理という料理様式が成立をみるが、
この時代には、料理文化そのものが社会的に広く浸透をみた点に大きな特色がある。
それまで料理を提供するのは儀式の場で、特定の人・場所・時間が予め定められていた。
それが大きく変わったその理由としては、料理屋の発達、料理本の出版、発酵調味料の工場生産があり、
これらの結果、人々はいつでも誰でも金さえあれば、自由に料理が味わえ、
その技術や知識も手に入れることができ、さらに醤油や味醂も安価に買い求めることができた。
三都に高級料理屋が立ち並び、屋台や煮売り・立売りなどで、
簡単に飲食ができるようになった過程を具体的にみていく。
講座概要
日時
持ち物
- 筆記用具
- マスク
場所
最低催行人数
4人
キャンセルポリシー
当日 100%
開講日の3営業日前から前日 30%
開講日の4営業日より前 なし
備考
新型コロナウィルスの感染症予防対策
新橋の施設では、東京都感染拡大防止ガイドラインを遵守し、下記の方策により感染症の予防に最大の配慮を行います。
1.講師はフェースシールド着用
2.ソーシャルディスタンスを配慮した机の配置
3.マスク着用の徹底
4.入場口や施設内各所に消毒備品等を設置し、入場者の手洗いや手指消毒の徹底
5.非接触型機器などを活用し入場者を検温(センサー)
受講料
4,950円(税込)
全1回
オンラインで受講される場合は、下記の関連講座からお申込みください。