学ぶこと
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明治時代に西洋から輸入した学校教育は、学問と技芸が未分化であった江戸時代の学問のあり方を否定し、その結果技芸に対しての興味関心度を下げ、あるいは一段下等に見る傾向をもたらしました。
近年は、そうした技芸の歴史にも注目するようになってきていますが、今度は学問と切り離してしまっているため、なぜそのような現象が起きたかについて、説明不足に至っています。
江戸時代の園芸文化は、温室や飾り方など技芸を含むことはもちろんのこと、この技芸が同時代の学問思想、特に動・植・鉱物といった自然物を研究する本草学と深く関わり、互いに影響を与えていきました。
本講座では、このような江戸の園芸文化と本草学との密接な関係を探り、江戸時代の園芸文化の具体的な様相を見ていきます。
第5回 江戸時代後期の園芸文化 菊細工流行と出版文化 8月18日(金)18:30~20:00
江戸時代後期の天保15年(1844)年、江戸郊外の巣鴨・駒込村の植木屋において、菊を素材として象などの動物や富士山などの造形物を形作ることが流行しました。既に文化・文政年間にも流行し、一時のブームとして廃れていましたが、2度目の流行であるこの菊細工は、明治時代まで存続し、団子坂の菊人形として発達していきました。
今回は、菊細工の番付の様々な形態を紹介し、天保の改革を経たのちの出版文化の一例として位置付けていきます。
こんな方へおすすめ
- 植物が好きな方
- 園芸・ガーデニングが趣味の方
- 江戸時代の風俗や文化に興味がある方
- 日本の歴史や文化に興味がある方
講座概要
日時
持ち物
- 筆記用具
場所
東京都港区新橋2-4-1
JR・東京メトロ新橋駅日比谷口より徒歩約5分、都営三田線内幸町駅より徒歩約1分
①JR新橋駅から
日比谷口SL広場を右に出てマクドナルドを左折、直進。中華料理店「新橋亭」から3軒目です。
②東京メトロ銀座線から
8番出口を出てマクドナルドのほうに信号を渡り直進。中華料理店「新橋亭」から3軒目です。
③都営三田線内幸町駅から
A1出口を出たら後方に歩いて交差点を渡らず右折。進行方向にみずほ銀行と新橋亭があり、みずほ銀行の次のビルです。
最低催行人数
4人
キャンセルポリシー
当日 100%
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし
備考
受講料
4,500円(税込)
全1回
全5回でお申し込みの場合は下記の関連講座からお申込みください。