2021.8.10
令和アカデミー俱楽部では、9月から1年間に亘って、
【日本人だから知っておきたい「獺祭」の話】を開催することになりました。
世界約30の国と地域で楽しまれるようになってきた純米大吟醸ブランド「獺祭」。
四季醸造・社員による大規模な手作業によるお酒造りを行っています。
「人生に彩りを与えるもの」として、
日本酒の枠を超えて幅広く活動をしている獺祭だからこそできる1年間のプログラム。
1年間を通じてご参加いただければ、獺祭を丸ごと知っていただけます。
いわゆる「日本酒講座」のようなマニアックな話は抜きにして、
おいしい、楽しい獺祭を知っていただければと思います。
*内容はその時点でのホットな情報をお伝えするため、変更となる可能性もございます。
◆9月 日本人、「獺祭」を知る
まずは日本酒の基礎知識と、獺祭の基本的な考え方を
1年を通じて講師をしてくださる獺祭広報、千原英梨さんにレクチャーしていただきます。
造られている環境もバーチャルでご覧いただきます。
試飲も獺祭のスタンダードな味わいを飲み比べて頂くための基本の3種類をご用意します。
試飲:「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」「獺祭 純米大吟醸45」
◆ 10月 原料米「山田錦」へのこだわり
獺祭の原料米である「山田錦」にフォーカスしてみましょう。
特性や、栽培されている生産者さんとの「山田錦プロジェクト」についてもご紹介します。
試飲:県別山田錦「ご当地獺祭」
◆ 11月 新生獺祭ってなんだ?
2020年頃から販売を開始された「新生獺祭」シリーズについてのお話しです。
お酒が本当に人の幸せのためにできること・・・を考えると、健康への想いにたどり着きました。
将来の研究の発展への期待の表れでもあります。
試飲:「新生獺祭 磨き二割三分」、「新生獺祭 45」
◆ 12月 獺祭スパークリングを知る
最近目にする機会も多くなってきたスパークリングタイプの日本酒。
華やかでパーティにはピッタリですが、こだわりの製法やシャンパンとの共通点などの特徴と
より美味しくなる楽しみ方をお伝えします。
試飲:獺祭スパークリング
◆ 1月 栄養満点の甘酒
「飲む点滴」などといわれ、栄養価の高さも話題になっている甘酒ですが、
どのように造られているかご存じでしょうか。
獺祭の甘酒は等外米を50%まで精米して造った自信作。
甘酒にも妥協しない品質重視の現場もお伝えします。
お正月に飲み過ぎた体にも優しい、ノンアルコールの会です。
試飲:「獺祭甘酒」「新生甘酒」
◆ 2月 お酒が生まれる「搾り」について
製造工程の終盤「搾り(濾過)」に焦点を当ててみます。
旭酒造では2種類の方法が取られており、その味わいの違いを感じることができます。
また、それぞれの酒かすがどのように生かされているかもご紹介します。
試飲:「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 遠心分離」
◆ 3月 旭酒造ニューヨーク戦略。「Dassai Blue」のその先へ。
アメリカニューヨーク州にに建設中の酒蔵がそろそろ完成予定です。
現地で生産されるお米を使い「Dassai Blue」として日本の獺祭とは別ラインでの販売が予定されています。
外国での様子や、このプロジェクトが見据える世界への挑戦についてお伝えします。
日本酒の海外への進出における一つの課題は、輸出にかかる時間や温度変化での品質の変化。
試飲は生酒と火入れ酒の違いを感じていただけるものをご用意します。
試飲:生酒と火入れ酒
◆ 4月 パリの日本酒ブーム?を知る
獺祭は2018年、世界戦略の一環としてフランスパリに「Dassai Joel Robuchon」をオープンさせました。
フレンチの帝王ジョエル・ロブション氏が最後に手掛けた店舗であり、地元客にも親しまれていたお店ですが、
コロナを乗り越えてどのような交流が生まれているのでしょうか。
フレンチと日本酒のマリアージュにも注目が集まってきている今、
ゆっくりと味わうフランス流のお酒の楽しみ方にも学ぶことがありそうです。
試飲:「獺祭 早田」
◆ 5月 脱「日本酒」をめざして
2回続けて海外のお話をしてきましたが、さらに広い世界へ目を向けたいと思います。
実際に海外出張を重ねている獺祭のスタッフに声を届けていただきます。
日本でもまだまだ知られていない日本酒。
海外の方へ知っていただくためにも日本人にもっと知ってもらう必要を感じています。
試飲:常温保存した獺祭と、良い状態のもの飲み比べ
◆ 6月 獺祭が出来る飲食店応援
コロナ禍に振り回されたこの1~2年、
特に飲食店さんと卸、生産者さんなどは非常に大きいダメージを受けました。
私たちができる社会貢献につながる活動や、支援について考えていきたいと思います。
試飲:「獺祭45」の酒器による味わいの違い
◆ 7月 建築と獺祭の話
2018年7月、「西日本豪雨」により弊社は被害を受けました。
当時流されてしまった本社の前にかかる久杉橋を、隈研吾氏が手掛けて再建。
隈研吾氏は「獺祭ストア」もデザインをされております。
被災後の「獺祭 島耕作」からこのプロジェクトの裏側、建築やデザインとの関わりもお話します。
試飲:「獺祭焼酎」
獺祭と日本酒を知るまたとない12か月プログラム。
皆さまのご参加をお待ちしております。