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16,500円(税込)
全4回
学ぶこと
未病の不調を回復させ、生命力を養うための日本古来の養生法について、
講義と実技の双方を通して学ぶ講座です。
「からだの自然」にかなった姿勢と呼吸を身につけることが、病を治癒し、
健康法として伝承されてきた歴史は、ヒンドゥー・仏教の諸地域に広く遍在します。
「自然の理法」にしたがうことを旨としたその教えは、日本人の衣・食・住に深く根ざして、
伝統服や日本家屋、芸道の型にもさまざまな片鱗を残しています。
コロナ禍にあっても免疫力を自力で高め、快適に過ごすための秘訣は、
古来の養生法に無数の手立てが説かれています。
肩こり、腰痛、冷え、むくみ、頭痛や自律神経の調整から脳梗塞予防など、
未病の不調を改善したい方、日本古来の身体文化を学びたい方におススメいたします。
第1回 免疫力を高める呼吸法〜調息・調身・調心 5月21日(土)17:00~18:30
一日の中で、ご自分の呼吸に意識を向けることがどのくらいあるでしょうか。
からだの隅々にまで酸素をめぐらすための呼吸法は、
菌やウィルスに対する免疫力を高めるだけでなく、
近年では癌の予防にも有効であることが確認されています。
古代インドの昔から数千年に亘って伝承されてきた呼吸の技術は、
瞑想と養生の修練ではもっとも大事にされてきました。
呼吸法がもつ健康的な側面に光を当て、流行病の手立てとしたいと思います。
第2回 肩こりの治し方〜緊張をゆるめる技術 6月4日(土)17:00~18:30
厚労省の統計によると、日本人のからだの不調ランキングは
腰痛・肩こりが毎年ワースト1位2位を占めています。
原因はさまざまですが、筋肉の緊張としてあらわれる「こり」の症状は、
本人の自覚の有無にかかわらず、どんな人でもからだのどこかに抱えているものです。
一方「こり」をゆるめるための技術は、東洋の養生法には膨大な蓄積があって、
なかでも「肩こり」などは比較的容易に解消できる症状の一つです。
日本身体文化研究所で編纂された「脱力の技法」から、
肩こりの解消に特化したメニューをご紹介します。
第3回 自然体の技術と構造〜腰痛予防の根本原理 6月18日(土)17:00~18:30
日本人ならばだれもが聞いたことのある「自然体」という言葉。
しかし、その具体的な構造や技術については、どれくらいの方がご存知でしょうか?
からだの骨格が「自然本来の構造」へと配置されると、
全身がリラックスしていながら、とてつもないフィジカルな強さを発揮するようになります。
また、それは長時間ストレスなく坐りつづける瞑想法の根本技術でもありました。
日本古来の坐法の技術は、人間工学や整形外科学といった現代科学の常識を根底から覆すほどの
偉大な叡智の結晶であるといえます。
その入門的な技術の基礎をお伝えできればと思います。
第4回 寝禅〜医僧白隠の内観法 7月2日(土)17:00~18:30
臨済宗中興の祖、白隠禅師は書画の達人として有名なだけでなく、
医僧としても歴史に名を残します。
なかでも「万病を治癒した」と伝えられる「内観法」について、
『夜船閑話』の記述をもとにその効用のメカニズムを解説し、
実際に体験してみたいと思います。
「内観法」は寝ながらおこなう瞑想法で、つまり文字通りの「寝禅」です。
現代では、睡眠効率を高める効果も確認されていて、
短時間で熟睡し疲労が回復します。
これからの季節にはとくに夏バテ予防の有効な手立てとなります。
怠け者にもいたってやさしい修行法です。
*和室での講義ですので、靴下をお持ちください。
*正座やあぐらが難しい方は椅子がございますので、お申込みの際にお申し出ください。
こんな方へおすすめ
- 体の不調を改善したい方
- 日々の生活を見直して、心身ともに健やかな生活を送りたい方
- 姿勢や歩き方、身体の使い方に興味がある方
- 日本の伝統的な衣食住に興味がある方
- 武道や茶道など畳の上での所作をされる方
講座概要
日時
持ち物
- 筆記用具
- マスク
場所
最低催行人数
4人
キャンセルポリシー
当日 100%
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし
備考
新型コロナウィルスの感染症予防対策
新橋の施設では、東京都感染拡大防止ガイドラインを遵守し、下記の方策により感染症の予防に最大の配慮を行います。
1.講師は不織布マスク着用
2.ソーシャルディスタンスを配慮した机の配置
3.マスク着用の徹底
4.入場口や施設内各所に消毒備品等を設置し、入場者の手洗いや手指消毒の徹底
5.非接触型機器などを活用し入場者を検温(センサー)
受講料
16,500円(税込)
全4回
全4回セットでお申込みの場合は、第1回の講座開始後はご返金ができません。
単発で受講される場合は下記の関連講座からお申込みください。