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カテゴリ
古代史 / 歴史探訪

【オンライン講座】考古学入門 発掘物語 〈第4回~第7回〉

山岸良二 放送大学・習志野市文化財審議会会長


2023年2月4日(土)、2月18日(土)、3月18日(土)、3月25日(土) 各日 14:00~15:30(1時間30分)

令和アカデミー倶楽部 新橋校

  • 全4回
  • 定員15名
大山古墳

お申し込み

16,500円(税込)

全4回

学ぶこと

この講座は対面とオンライン併催です。

このページはオンライン参加専用のお申込みページですので、

対面参加をご希望の方は別ページからお申込みください。

 

 

考古学の世界は今日々進歩発展しています。

かつてのような文字が無い古い時代を扱うだけではなく、

最近では戦国時代の城郭や江戸時代の大名屋敷、

さらには明治時代以降現代までも調査対象となってきています。

しかも、その調査結果が従来の歴史的常識・定説を大きく覆す事例も数多く報告されています。

本講座では、各時代の著名な遺跡発見の経過経緯を詳細に説明しながら、

さらにその時代の最新研究動向も解説していこうと考えています。

 

 

第4回 古墳時代Ⅰ 埼玉古墳群と大山(仁徳陵)古墳 2023年2月4日(土)14:00~15:30

埼玉県の埼玉古墳群内にある「稲荷山古墳」から出土した鉄剣に

114文字刻まれていたことが保存処理中に偶然判明し、

5世紀代の倭王が考古学資料・日本の文献史料・中国の文献資料で特定される、

正に「教科書を書き換える」歴史的大発見となりました。

この鉄剣解明までの経過やなぜ大発見となるのかという点などを解説します。

さらに、近年世界遺産に登録された大阪府百舌鳥古墳群の大山(仁徳陵)古墳など超大型の前方後円墳群について、

現在まで分かっている詳細を本論では解説していきます。

 

 

第5回 古墳時代Ⅱ 藤ノ木古墳と高松塚古墳 2023年2月18日(土)14:00~15:30

奈良県藤ノ木古墳は法隆寺に近い位置にありながら「未盗掘古墳」として発見され、

大量の貴重な遺物が多数出土しました。

2体分の人骨も出土し、その性別・年齢・病歴なども発見当初から関心がもたれましたが、

近年新事実が報告されています。

同古墳の出土遺物から、古代の倭と大陸との関係について詳細に解説します。

一方、「極彩色壁画」が発見された奈良県高松塚古墳は、

管理者の怠慢から壁画自体に大量のカビ・汚れなどが発生、

処理が遅れたため最終的には分割裁断され保存処理がなされました。

そのような失態の経過・理由などについても詳しく解説していきます。

 

 

第6回 奈良・平安時代 藤原・平城京と長岡・平安京 2023年3月18日(土)14:00~15:30

古墳の造営が終焉していく理由として、大寺院造営と宮都建設の頻度が挙げられます。

7世紀の「壬申の乱」で勝利した天武朝側は、飛鳥に藤原京、大和に平城京と

中国の宮都を模した大規模な宮都建設をはじめます。

藤原京はその規模が非常に広かったことが発掘調査で判明していますし、

平城京は「陰陽思想」に基づいて建設されていたことが分かっています。

この理念は続く長岡京、平安京建設にも継続されており、

古代日本では仏教の寺院建設、道教の宮都建設が底流にあったことが分かります。

本論では、古代の宮都に視点を当てます。

 

 

第7回 戦国時代 安土城と戦国城郭 2023年3月25日(土)14:00~15:30

信長を亡き者とした「本能寺の変」の真相が巷間騒がれましたが、

この本能寺も発掘調査で堅固な城郭的性格を保持していたことが分かりました。

信長の居城安土城も数年発掘されその全貌が判明しつつあります。

全国では、室町から戦国にかけて築城された多数の城郭が発掘され、

戦乱激しい中、各大名連が苦心苦労して様々な策略を城郭に巡らしていたことが分かっています。

本論では、日本美の象徴ともいわれる「戦国城郭」最新発掘情報を中心に解説していきます。

 

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【この講座はオンライン講座です】

・パソコン、タブレット、スマートフォンからZOOMを使用して参加する講座です。

・インターネット接続環境が必要です。電波状況が良い環境でご参加ください。

・お申込みいただいた方に、事務局からZOOMの招待メールをお送りします。

メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。(info@reiwa-academyclub.jp)

・講座の10分前から入室できますので、余裕をもって接続してください。

・ZOOMの表示名はあらかじめお申込み時のお名前に設定してください。

・お申込み者以外の第三者との「招待メール」のURLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載は固くお断りいたします。

・主催者側は講座内容を録画いたしますのでご了承ください。

・受講者による講座の録音、写真撮影、動画撮影、画面のキャプチャーはお断りいたします。

・この講座は7日間のアーカイブ視聴が可能です。(講座終了後に視聴用URLとパスワードをお送りします)

講師

山岸良二 放送大学・習志野市文化財審議会会長
1951年東京生。慶應義塾大学大学院修了。専門は日本考古学。
東邦大学付属中高校で44年間教鞭。退職後昭和女子大学、放送大学で教壇に。
日本最大の考古学会である日本考古学協会理事歴任。
テレビ出演多数、「世界一受けたい授業」日本テレビ、「ダークサイドミステリー」NHK、2021年BSフジ「日本史の新常識」、2022年フジ「何だコレ!ミステリー」。
毎日新聞千葉版11回「習志野原今昔物語」連載。
江戸東京博物館で「方形周溝墓研究60周年」特別講演。
プラッツ習志野で「習志野騎兵旅団物語」特別講演。
編著作『考古学のわかる本』『関東の方形周溝墓』(同成社)、『古代史の謎はどこまで解けたのか』(PHP新書)、『いっきに学び直す日本史』(東洋経済)、『秋山好古と習志野騎兵旅団』(雄山閣)など66冊。

講座概要

日時

2023年2月4日(土)、2月18日(土)、3月18日(土)、3月25日(土) 各日 14:00~15:30(1時間30分)

持ち物

  • 筆記用具
  • マスク

場所

令和アカデミー倶楽部 新橋校
東京都港区新橋2-4-1
JR「新橋駅西口」より徒歩約5分、都営三田線「内幸町駅」より徒歩約1分

最低催行人数

4人

キャンセルポリシー

当日 100% 
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし

備考

新型コロナウィルスの感染症予防対策
新橋の施設では、東京都感染拡大防止ガイドラインを遵守し、下記の方策により感染症の予防に最大の配慮を行います。

1.講師は不織布マスク着用
2.ソーシャルディスタンスを配慮した机の配置
3.マスク着用の徹底
4.入場口や施設内各所に消毒備品等を設置し、入場者の手洗いや手指消毒の徹底
5.非接触型機器などを活用し入場者を検温(センサー)

受講料

16,500円(税込)

全4回

4回セットでお申込みの場合は、講座開始後はご欠席の場合でも受講料の返金はいたしませんのでご注意ください。
各回単発で受講される場合は、下記の関連講座からお申込みください。

「古代史」カテゴリの講座

「歴史探訪」カテゴリの講座

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