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12,600円(税込)
全3回
学ぶこと
この講座は会場とオンライン併催です。
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考古学の世界は今日々進歩発展しています。
かつてのような文字が無い古い時代を扱うだけではなく、
最近では戦国時代の城郭や江戸時代の大名屋敷、
さらには明治時代以降現代までも調査対象となってきています。
しかも、その調査結果が従来の歴史的常識・定説を大きく覆す事例も数多く報告されています。
本講座では、各時代の著名な遺跡発見の経過経緯を詳細に説明しながら、
さらにその時代の最新研究動向も解説していこうと考えています。
第1回 旧石器時代 岩宿遺跡とねつ造事件 2022年10月22日(土)14:00~15:30
戦後まもなく群馬県岩宿遺跡で、我が国初の本格的な「旧石器」が発掘調査で発見されました。
この遺跡の最初の発見者が、民間人 相沢さんだったことが大きな話題となりました。
その後、日本列島各地で「旧石器」が発見されるようになり「考古学ブーム」の先駆けともなりました。
しかも、東北地方に限って20~30万年前という大陸の「北京原人」と同じ位古い例も公表されました。
そのような中、2000年に前代未聞の「旧石器ねつ造事件」が起こったのです。
本講座では、岩宿遺跡発見の経過、その後の研究史、そして「ねつ造事件」の詳細などを解説します。
第2回 縄文時代 大森・加曾利貝塚と三内丸山遺跡 2022年10月29日(土)14:00~15:30
明治10年来日したE・S・モース博士が大森貝塚を発掘して、
出土土器を「縄文土器」と名付けて縄文時代の研究がはじまります。
その後、日本各地で同じような土器が多数発見され、
現在では約1万年この時代が続いたことが分かっています。
縄文人らが日々の食糧資源として、海産物を大量にとっていたことが
「貝塚遺跡」の発掘で克明にわかります。
千葉県加曾利貝塚は日本最大規模の貝塚で、1950年代に何度も発掘調査が実施されていましたが、
近年再調査も行われています。
本講座では、加曾利貝塚の再調査結果や縄文イメージを大きく変貌させた
青森県三内丸山遺跡の詳細など解説します。
第3回 弥生時代 登呂・池上遺跡と吉野ケ里遺跡 2022年11月19日(土)14:00~15:30
戦時中に発見されていた静岡県登呂遺跡は、戦後、科学的な発掘調査の象徴として、
全国から考古学者が集結して調査が実施され、米作りムラの全貌が明らかにされました。
その後、各地で水田を伴う弥生時代の集落遺跡が多数発見されますが、
大阪府池上遺跡は集落と水田と墓域が同時に発見された貴重な遺跡です。
そして、「邪馬台国問題」と関連して弥生時代集落のイメージを大きく変貌させたのが
佐賀県吉野ヶ里遺跡です。
永遠の謎と言われている「邪馬台国問題」に一石を投じ、
結果として奈良県纏向遺跡の成果を呼び起こす大集落遺跡でした。
本論では、弥生時代の代表的遺跡について詳細に触れ、「邪馬台国問題」の最新状況も解説します。
*第4回以降は2023年に開催いたします。
講座概要
日時
持ち物
- 筆記用具
- マスク
場所
最低催行人数
4人
キャンセルポリシー
当日 100%
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし
備考
新型コロナウィルスの感染症予防対策
新橋の施設では、東京都感染拡大防止ガイドラインを遵守し、下記の方策により感染症の予防に最大の配慮を行います。
1.講師は不織布マスク着用
2.ソーシャルディスタンスを配慮した机の配置
3.マスク着用の徹底
4.入場口や施設内各所に消毒備品等を設置し、入場者の手洗いや手指消毒の徹底
5.非接触型機器などを活用し入場者を検温(センサー)
受講料
12,600円(税込)
全3回
3回セットでお申込みの場合は、講座開始後はご欠席の場合でも受講料の返金はいたしませんのでご注意ください。
各回単発で受講される場合は、下記の関連講座からお申込みください。