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カテゴリ
古代史 / 歴史探訪

【オンライン講座】縄文の謎に迫る! 全4回

栗島義明 明治大学研究知財戦略機構 黒耀石研究センター 特任教授


2022年8月20日、8月27日、9月10日、9月17日(土)各日10:30~12:00(90分)

オンライン

  • 全4回
  • 定員15名
三内丸山遺跡

お申し込み

16,500円(税込)

全4回

学ぶこと

【対面・オンライン併催】 *この画面はオンライン講座の申し込み画面です。

 

現在、縄文時代に対する関心が高まっているなかでその研究は大きな転換点にあると言える。

多様で豪華な装飾性の強い土器・土偶や多種多様な石器など、これまでは縄文時代に生み出された道具に注目が集まっていたが、現在はそれらを生んだ社会やその機能について考察が及んでいる。

言わば「古き良き縄文」から「逞しく賢い縄文」へとその評価が変貌しつつあるのが実情であり、全国で発掘された膨大な調査資料の再評価に加えて最新の研究成果を援用することで、今日、縄文社会やその文化はこれまでとは違った解釈と位置づけがなされつつある。

本講座では縄文を新たな視点から再検討し、日本歴史の礎を築いた縄文文化とそこに生きた人々の生活・社会への理解を深めることを目的とする。

 

第1回 世界最古の土器 ~旧石器から縄文への移行~ 8月20日(土)10:30~12:00

縄文時代の成立を正確に理解するには旧石器時代の最終末期の文化、そして自然環境などの理解が不可欠である。最終氷期の中で変動する環境・生態系の中で人々がどのような生活用具を用いてどんな生活をしていたのか、その中で道具の改良を進めつつ土器の発明を成し遂げることで縄文文化への移行がどのように果たされたのか、を取り上げる。特に東アジアの地域文化として成立・発展してきた旧石器文化からどのように列島固有の新石器時代(縄文)が生み出されたのか、その背景と要因についても考える。

 

第2回 縄文の生業戦略 ~システムとしての社会~ 8月27日(土)10:30~12:00

縄文時代は1万年以上にも及ぶ長い歴史がある。その中で人々の生活形態は様々な変化を見せているし、また地域的な相違も大きい。縄文時代は栽培植物を持たず農業を行った痕跡を留めていないことから、「狩猟採集社会・経済」の段階に在った社会と評されてきた。これまでの発展論的な見地からすると水稲耕作に支えられた弥生時代よりも劣った時代・文化とされてきた縄文であるが、果たしてそうあったのか。

最新の研究成果や調査知見を交えて縄文の人々の生業や経済を成り立たせた交易について考える。

 

第3回 何故、縄文人は身を飾ったのか? 9月10日(土)10:30~12:00

縄文時代の遺跡からは生活・生産用具としての土器や石器の他に装身具として分類される遺物が存在する。旧石器時代から動物の牙・角などを用いた装身具は知られているが、縄文時代には現在へと通じる様々な身体部位に装飾品が装着されるようになる。何故、装飾品で身を飾るようになったのか、その背景と機能を探る。また、装飾品はその形態だけでなく素材も重要な意味を持つ。ヒスイやコハクなど現在でも宝石として扱われる石材を探して開発した縄文人の工夫にも触れる。

 

第4回 森に生きた人々の知恵と文化 9月17日(土)10:30~12:00

縄文文化を一言で表現するならば「森の文化」であると指摘されている。最新の分析では縄文人達の主食はドングリ類であったこと、それは海浜部の遺跡でも変わらなかったことが明らかとなっている。農業を知らない狩猟採集社会としては異常に発達した文化内容を誇る縄文時代は、豊かな森の恵みに支えられていたことが遺跡に残された遺物からも判明しつつある。縄文人が生き長らえた豊かな森の恵みの中には食料だけではなく、様々な道具や用具までが森に依存していた。豊かな森林資源とその活用の姿を縄文の中に探ることで、基層文化とされる縄文の実態に迫る。

 

*対面で受講される場合は下記の関連講座からお申込みください。

 

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【この講座はオンライン講座です】

・パソコン、タブレット、スマートフォンからZOOMを使用して参加する講座です。

・インターネット接続環境が必要です。電波状況が良い環境でご参加ください。

・お申込みいただいた方に、事務局からZOOMの招待メールをお送りします。

メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。(info@reiwa-academyclub.jp)

・講座の10分前から入室できますので、余裕をもって接続してください。

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お名前が違う場合は入室に時間がかかる場合がございます。

・お申込み者以外の第三者との「招待メール」のURLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載は固くお断りいたします。

・主催者側は講座内容を録画いたしますのでご了承ください。

・受講者による講座の録音、写真撮影、動画撮影、画面のキャプチャーはお断りいたします。

・この講座は7日間のアーカイブ視聴が可能です。(講座終了後に視聴用URLとパスワードをお送りします)

講師

栗島義明 明治大学研究知財戦略機構 黒耀石研究センター 特任教授
1958年埼玉県生まれ 明治大学大学院卒 (史学博士)
明治大学博物館嘱託後に埼玉県教育委員会(学芸員)勤務を経て現職
旧石器・縄文時代の石器・土器・木製品に関する研究をテーマとする
趣味は温泉巡りと世界遺産を訪れること

講座概要

日時

2022年8月20日、8月27日、9月10日、9月17日(土)各日10:30~12:00(90分)

持ち物

  • 筆記用具

場所

オンライン

最低催行人数

5人

キャンセルポリシー

当日 100% 
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし

備考

・パソコン、タブレット、スマートフォンからZOOMを使用して参加する講座です。 ・インターネット接続環境が必要です。電波状況が良い環境でご参加ください。 ・お申込みいただいた方に、事務局からZOOMの招待メールをお送りします。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。(info@reiwa-academyclub.jp) ・講座の10分前から入室できますので、余裕をもって接続してください。 ・ZOOMの表示名はあらかじめお申込み時のお名前に設定してください。お名前が違う場合は入室に時間がかかる場合がございます。 ・お申込み者以外の第三者との「招待メール」のURLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載は固くお断りいたします。 ・主催者側は講座内容を録画いたしますのでご了承ください。 ・受講者による講座の録音、写真撮影、動画撮影、画面のキャプチャーはお断りいたします。 ・この講座は7日間のアーカイブ視聴が可能です。(講座終了後に視聴用URLとパスワードをお送りします)

受講料

16,500円(税込)

全4回

全4回セットでお申込みの場合は、講座開始後はご欠席の場合でも受講料の返金はいたしませんのでご注意ください。
各回単発で受講される場合は、下記の関連講座からお申込みください。

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