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カテゴリ
モノ・コトの美 / 歴史探訪

【オンライン講座】寺院建築入門 南都の寺々 全4回

海野 聡 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授


2024年1月25日(木)、2月15日(木)、2月29日(木)、3月28日(木)19:00~20:30(90分)

オンライン

  • 全4回
  • 定員50名
薬師寺東塔

お申し込み

20,900円(税込)

全4回

学ぶこと

【対面・オンライン併催】 *この画面はオンライン講座のお申し込み画面です。

 

寺院には多くの歴史的建造物が残っており、塔をはじめとする建築も多くありますが、仏像などに比べて、その見方はあまり知られていません。奈良には奈良時代以来の建築が多く残り、古建築を知る絶好の地といえます。本講座では、唐招提寺、薬師寺、興福寺、東大寺の四つの寺院を取り上げ、建築を見る際の基本を学んでもらいたいと思います。そこには工匠の知恵と工夫と技術、職人の想いが詰まっていて、寺院の歴史とともに、古建築の魅力を堪能してもらいたいと思います。

 

第1回 鑑真の終のすみか、唐招提寺

お寺のなかには五重塔や仏像を祀る金堂など、さまざまな建築が建てられています。この諸建築が伽藍のなかでどのように配置されたかという点は古代寺院の着目点の一つです。最初に取り上げる唐招提寺は鑑真和上で知られ、奈良時代の金堂・講堂が現存しています。これらの堂塔の配置が時代の傾向を示しています。日本の木造建築は古い時代の方が比較的単純な構造であるので、これらの建築は寺院建築を知る絶好の場になります。

 

第2回 移された白鳳、薬師寺

唐招提寺と並んで、名刹として知られる薬師寺を取り上げます。薬師寺には東塔が現存していますが、かつては東西のふたつの塔が並んでいました。ふたつの塔が並ぶ形式は7世紀の東アジアで流行した手法で、東アジアの交流がうかがえます。また薬師寺東塔は、数ある日本の塔のなかでも、ひときわ美しい塔ですが、なぜそのように見えるのか、そして、それを支える技術などの秘密について、東塔の建築の細部に着目しながらひも解いていきたいと思います。

 

第3回 遷都始動、興福寺

興福寺は阿修羅像をはじめ、多くの仏像が残っており、これらはよく知られています。いっぽうで、建築の状況は少し異なります。治承4年(1180)年の平重衡による南都焼き討ちによって、古代の建築は失われてしまいました。その後、中世に再建された北円堂や三重塔が現存しており、これらの興福寺の建築では、伝統的な手法を堅守しており、日本の寺院建築の様式である「和様」の特徴が良く表れています。この興福寺の建築を通して、和様の建築を学びましょう。

 

第4回 聖武天皇の夢、東大寺

大仏で知られる東大寺は聖徳太子の発願で開かれました。しかし、その時代の建築は法華堂などごくわずかしか残っておらず、興福寺と同じように中世の焼き討ちを受けています。そこからの再建では、東大寺の僧・重源が尽力し、新しい技術を導入して、大規模な建築を建設しています。この技術を「大仏様」といって、和様・禅宗様と並ぶ、日本の建築様式のひとつです。この大仏様を中心に、東大寺の建築の見どころを紹介していきましょう。

 

●テキスト:「奈良で学ぶ 寺院建築入門」海野聡著(集英社、2022年)

 

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【この講座はオンライン講座です】

・パソコン、タブレット、スマートフォンからZOOMウェビナーを使用して参加する講座です。

・インターネット接続環境が必要です。電波状況が良い環境でご参加ください。

・お申込みいただいた方に、事務局からZOOMの招待メールをお送りします。

メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。(info@reiwa-academyclub.jp)

・講座の10分前から入室できますので、余裕をもって接続してください。

・お申込み者以外の第三者との「招待メール」のURLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載は固くお断りいたします。

・主催者側は講座内容を録画いたしますのでご了承ください。

・受講者による講座の録音、写真撮影、動画撮影、画面のキャプチャーはお断りいたします。

・この講座は14日間のアーカイブ視聴が可能です。(講座終了後に視聴用URLとパスワードをお送りします)

講師

海野 聡 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授
1983年 千葉生まれ
2009年 東京大学工学系研究科建築学専攻博士課程中退
2009年〜2018年 独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所
2018年〜 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授(現職)
主要著書に『古建築を復元する 過去と現在の架け橋』(吉川弘文館2017年)、『建物が語る日本の歴史』(吉川弘文館、2018年、『森と木と建築の日本史』(岩波書店、2022年)、『日本建築史講義 木造建築がひもとく技術と社会』(学芸出版社、2022年)、『奈良で学ぶ 寺院建築入門』(集英社、2022年)など。

講座概要

日時

2024年1月25日(木)、2月15日(木)、2月29日(木)、3月28日(木)19:00~20:30(90分)

持ち物

  • 筆記用具
  • テキスト 「奈良で学ぶ 寺院建築入門」(海野聡著、集英社、2022年)

場所

オンライン

最低催行人数

8人

キャンセルポリシー

当日 100% 
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし

備考

【この講座はオンライン講座です】 ・パソコン、タブレット、スマートフォンからZOOMウェビナーを使用して参加する講座です。 ・インターネット接続環境が必要です。電波状況が良い環境でご参加ください。 ・お申込みいただいた方に、事務局からZOOMの招待メールをお送りします。 メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。(info@reiwa-academyclub.jp) ・講座の10分前から入室できますので、余裕をもって接続してください。 ・お申込み者以外の第三者との「招待メール」のURLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載は固くお断りいたします。 ・主催者側は講座内容を録画いたしますのでご了承ください。 ・受講者による講座の録音、写真撮影、動画撮影、画面のキャプチャーはお断りいたします。・この講座は14日間のアーカイブ視聴が可能です。(講座終了後に視聴用URLとパスワードをお送りします)

受講料

20,900円(税込)

全4回

全4回セットでお申込みの場合は、講座開始後はご欠席の場合でも受講料の返金はいたしませんのでご注意ください。
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