お申し込み
17,600円(税込)
全4回
学ぶこと
【対面・オンライン併催】 *この画面は対面講座の申し込み画面です。
本講座では、日本の中世という時代を基本から学んでいきます。その際、さまざまな人々に注目します。具体的には、まず中世とは何かをお話ししたうえで、朝廷と幕府、寺社勢力、そして、庶民について眺めていきます。いずれも中世を理解するうえで基礎となるものですが、知っているようで、知らないであろう話がたくさん出てくるのではないかと思います。参考テキストは『分裂と統合で読む日本中世史』(山川出版社、2021年)となります。
第一回 ガイダンスー全体の見取り図ー 9月9日(月)19:00~20:30
第一回目は、ガイダンスとして、本講座の全体像を確認していきます。まずは日本列島(旧国名)の地図・地理に慣れ親しんでいただきます。同時に、いわゆる「原始・古代・中世・近世・近代・現代」といった時代区分についても、それは一体何なのか、考えていきます。あわせて、時代区分の持つ問題点についても提示し、「自明性」を疑う姿勢を紹介します。
参考テキストは『分裂と統合で読む日本中世史』(山川出版社、2021年)の「序章」となりますが、ここで書いていない話も存分にしていきます。
第二回 朝廷と幕府 10月7日(月)19:00~20:30
第二回目は、朝廷と幕府という二大勢力の関係(公武関係)を確認します。ここでは、鎌倉幕府を中心に見ていきます。鎌倉幕府の成立年については1192年説や1185年説などさまざまな説があることは有名でしょうが、その根拠はいったい何で、現在の学界ではどのような理解となっているのか、そこから話を始めていきたいと思います。
参考テキストは『分裂と統合で読む日本中世史』(山川出版社、2021年)の「第二部第四章」となりますが、ここで書いていない話も存分にしていきます。
第三回 寺社と宗教 11月11日(月)19:00~20:30
第三回目は、朝廷(公家)と幕府(武家)以外に大きな力を誇った「寺社勢力」について見ていきます。宗教勢力は前近代の日本では巨大な地位を占めており、近現代の日本からは想像できないことが多いと思います。また、〇〇宗など、聞いたことはあるけれど、難しいという方も少なくないでしょう。ここでは、日本の寺社と宗教について、その基本から解説していきたいと思います。
参考テキストは『分裂と統合で読む日本中世史』(山川出版社、2021年)の「第二部第五章」となりますが、ここで書いていない話も存分にしていきます。
第四回 生業と身分 12月2日(月)19:00~20:30
第四回目は、公家・武家・寺社といった支配階層ではなく、日本を支えた大多数の人々=庶民に注目します。庶民というと、百姓=農民が大多数だったと思われるかもしれませんが、はたしてそうなのでしょうか。ここでは海や山の世界での暮らしや、複雑な生業という現実を紹介します。なお、宮崎駿監督の映画『もののけ姫』もご覧いただくと、より一層理解が深まるでしょう。
参考テキストは『分裂と統合で読む日本中世史』(山川出版社、2021年)の「第二部第六章」となりますが、ここで書いていない話も存分にしていきます。
*この講座は14日間のアーカイブ視聴が可能です。
(講座終了後に視聴用URLとパスワードをお送りします)
*オンラインで受講される場合は下記の関連講座からお申込みください。
●参考テキスト
谷口雄太著「分裂と統合で読む日本中世史」(山川出版社、2021年)
こんな方へおすすめ
- 日本史が好きな方
- 日本の中世史に興味がある方
- 日本の社会のしくみや考え方に興味がある方
講座概要
日時
持ち物
- 筆記用具
場所
東京都港区新橋2-4-1
JR・東京メトロ新橋駅日比谷口より徒歩約5分、都営三田線内幸町駅より徒歩約1分
①JR新橋駅から
日比谷口SL広場を右に出てマクドナルドを左折、直進。中華料理店「新橋亭」から3軒目です。
②東京メトロ銀座線から
8番出口を出てマクドナルドのほうに信号を渡り直進。中華料理店「新橋亭」から3軒目です。
③都営三田線内幸町駅から
A1出口を出たら後方に歩いて交差点を渡らず右折。進行方向にみずほ銀行と新橋亭があり、みずほ銀行の次のビルです。
最低催行人数
5人
キャンセルポリシー
当日 100%
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし
備考
受講料
17,600円(税込)
全4回
全4回セットでお申込みの場合は、第1回が始まってからは受講料のご返金はできませんのでご注意ください。
各回単発やオンラインで受講される場合は、下記の関連講座からお申込みください。