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13,200円(税込)
全3回
学ぶこと
【対面・オンライン併催】 *この画面は対面講座の申し込み画面です。
正倉院宝物は、奈良県奈良市に現在も遺る、奈良時代に建立された正倉院正倉(国宝)に伝えられた約9000件の宝物群です。約9000件の宝物の中には、聖武天皇・光明皇后ゆかりの品をはじめ、東大寺の宝物や東大寺の造営に当たった役所に関係する品など多種多様な品々が存在します。また、中国・唐で製作されたとみられる精巧な品やそれより遙か西の西アジアで製作されたと考えられる品もあり、シルクロードを通じた交易の様子が垣間見えるのも特色といえます。
本講座では、そのような正倉院宝物について、歴史的な時間と地理的な空間という二つの「間」から考えるとともに、これらを公開する貴重な機会である正倉院展についても紹介致します。
第1回 正倉院宝物の時間 8月25日(日) 14:00~15:30
正倉院宝物は、奈良時代の天平勝宝八歳(756)に、その年崩御した聖武天皇の遺愛の品々を、后である光明皇后が東大寺大仏に献納したことに始まります。それから1270年近くにわたって、宝物は人の手から手へと伝えられ、大切に護られてきました。本講では時間という縦糸を手繰りながら、正倉院宝物の辿ったこれまでの歴史を振り返り、唯一無二の存在といえる正倉院宝物の価値や魅力に迫ります。
第2回 正倉院宝物の空間 9月29日(日) 14:00~15:30
正倉院をシルクロードの終着点と例えることがあるように、正倉院宝物には、7~8世紀のアジア、ヨーロッパの様々な文化が凝縮されているといっても過言ではありません。そこには世界各地から集められた素材や製品が数多く伝えられてきました。また、宝物には日本各地から集められた様々な素材や製品を見ることができます。本講では空間という緯糸を手繰りながら、正倉院宝物の国際性や地域性について考察し、その価値や魅力に迫ります。
第3回 第76回正倉院展を愉しむ 10月27日(日) 14:00~15:30
奈良国立博物館で例年秋に開催される正倉院展は、昭和21年に最初の展覧会が行われました。その後年月を重ね、今年で76回を数えます。出陳される宝物は毎年同じものではなく、その年によって傾向やテーマも変わります。本講では、正倉院展のこれまでの歴史を簡単に振り返るとともに、今回の展覧会のテーマや出陳される宝物の特色、展覧会を鑑賞する上で知っておきたいことや宝物鑑賞のポイントについてお話し致します。
*この講座は14日間のアーカイブ視聴が可能です。
(講座終了後に視聴用URLとパスワードをお送りします)
*オンラインで受講される場合は下記の関連講座からお申込みください。
こんな方へおすすめ
- 正倉院宝物に興味がある方
- 正倉院展を見に行こうと思っている方
- 伝統工芸に興味がある方
- シルクロードに興味がある方
- 日本の歴史や文化に興味がある方
講座概要
日時
持ち物
- 筆記用具
場所
東京都港区新橋2-4-1
JR・東京メトロ新橋駅日比谷口より徒歩約5分、都営三田線内幸町駅より徒歩約1分
①JR新橋駅から
日比谷口SL広場を右に出てマクドナルドを左折、直進。中華料理店「新橋亭」から3軒目です。
②東京メトロ銀座線から
8番出口を出てマクドナルドのほうに信号を渡り直進。中華料理店「新橋亭」から3軒目です。
③都営三田線内幸町駅から
A1出口を出たら後方に歩いて交差点を渡らず右折。進行方向にみずほ銀行と新橋亭があり、みずほ銀行の次のビルです。
最低催行人数
5人
キャンセルポリシー
当日 100%
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし
備考
受講料
13,200円(税込)
全3回
全3回セットでお申し込みの場合は、第1回開催後のご返金はできませんのでご了承ください。
各回単発受講やオンラインで受講される場合は、下記の関連講座からお申込みください。