身近にある薬草　全2回

身近な薬草が漢方薬や伝統薬の原料として使用されていることは知られています。しかし日常生活の中にも、薬草を活用しているものが多く存在しています。

今回の講座では身近な薬草の起原や来歴、特徴を学び、自分の「こころ」と「からだ」に役立つ薬草を見つけ、身体の内外からのアプローチに挑戦してみましょう。

第１回目は外からのアプローチとして入浴剤、第２回目は内からのアプローチとしてマイ七味唐辛子を作ります。

薬草の香りや肌触りなど五感を刺激しながら楽しみましょう。

第１回　入浴剤作り　　　2024年11月24日（日）　14:00～15:30

入浴は日本人にとって最も身近な健康法と考えられています。温熱作用により身体が温まり全身の血流が巡りやすくなり、疲労を回復し、新陳代謝を活性化させます。さらに薬草の特徴を理解して湯船に入れることで、温熱効果だけでなく気分をリラックスさせ、肌に潤いをあたえる効果も期待できます。今回の講座では入浴の歴史、入浴剤の種類やエビデンスについても学び、入浴後の簡単にできるツボ押し体操も実際体験してみましょう。

第２回　七味唐辛子つくり　　　2025年1月19日（日）　14:00～15:30

七味唐辛子は日本を代表する調味料ですが、その名前は７種類の味からできていることに由来しています。様々な商品が販売され、どれを購入しようかお悩みではないでしょうか。実は中の配合は食文化や気候など地域性が深く関わっています。例えば基本素材は同じででも、関西の白だしのうどんに合うもの、関東の醤油味のそばに合うものと変えています。今回の講座では医食同源に基づいて、自分に合う素材を活用して七味唐辛子を作ってみましょう。