学ぶこと
日本の四季、和文化に根ざした京都暮らしをご案内しながら、
王朝遊戯である貝合わせと貝覆いの遊びの世界を学びます。
貝合わせを通して着物文化、婚礼文化、縁起物など王朝の文化を知ることで
美術鑑賞の視点が変わります。
第1回 京都の正月と節分 縁起物の貝合わせ 1月29日(水曜日) 18:00~19:30
京都では1月15日までが松の内です。お正月飾りはこの日を境に片付けます。
京都の門松は根引松といって根っこがついた松の枝を玄関にくくりつけます。
雄松(右)と雌松(左)は黒松と赤松のことで黒が雄松、赤が雌松です。
実際に松を触っていただき、雄松と雌松の違いを感じてみてください。
また、上賀茂神社では2月に小さな松を引き抜く「子の日遊び」が行われますが、
これは平安時代の遊びです。
2月の京都といえば「初午」。伏見稲荷大社は2月の初午の日に稲荷大神が初めて鎮座したことから
初午の日は「福参り」として多くの人が参拝します。
伏見人形は伏見稲荷にまつわる伝統工芸品として知られています。
中でも白狐の夫婦は神秘的な狐です。
【遊び】宝尽くし紋様の貝覆いで1年を寿ぎます。宝尽くし紋様も解説します。
*節分にちなんだ京都の和菓子をお楽しみいただきます
第2回 雛道具と婚礼文化 貝覆いの源氏物語の世界 2月26日(水)18:00~19:30
貝合わせはかつて武家の婚礼に欠かせないものでした。
京都のお雛様と貝桶、貝合わせをご覧いただき、
御所人形や御殿玩具、京都のお雛様の飾り方もご紹介します。
二月におすすめの京都は北野天満宮の梅苑です。
梅と桃の違いをお伝えしますので、次回京都に行くときは京都御所の梅林と桃林をお楽しみください。
【遊び】源氏物語絵の貝覆いで物語の世界を楽しみます。
*3月、上巳の節句にちなんだ京都の和菓子をお楽しみいただきます。
第3回 花見と遊興の世界 江戸時代の貝覆い遊び 3月26日(水)18:00~19:30
京都では旧暦で雛祭りをされる方もあり、
三月いっぱいは各所で雛祭りやひな遊びにまつわるものが見られます。
有職造花もそのひとつ。平安装束と有職造花をお楽しみいたただきます。
また、源氏物語「胡蝶巻」に出てくる平安貴族が好んだ春のモチーフを解説。
「雲錦」とは、雲が桜で錦が紅葉を指します。
桜花祭で知られる平野神社は貝覆い遊びゆかりの平滋子が信仰していた神社です。
今宮神社のやすらい祭り、上賀茂神社の賀茂曲水の宴、白峰神社の蹴鞠など
沢山の観光客が集まる行事についてお伝えします。
【遊び】偏つぎと源氏物語に登場する桜を貝覆い遊びとともに解説します。
*春の和菓子をお楽しみいたただきます。
冊子『とも藤の貝合わせ』
こんな方へおすすめ
- 平安文化に興味がある方
- 貝合わせを体験してみたい方
- 日本の歳時記に興味がある方
- 着物や日本の装束に興味がある方
講座概要
日時
持ち物
- 筆記用具
- 靴下
場所
最低催行人数
6人
キャンセルポリシー
当日 100%
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし
備考
受講料
48,000円(税込)
全3回
冊子『とも藤の貝合わせ』1冊、茶菓代(京都のお菓子とお茶)含む
全6回一括でのお申込みになります。単発受講はできません。
第1回開講後はご返金ができませんのでご了承ください。
講座のお申し込み
以下のフォームよりお申し込みください。担当者より、折り返しご連絡させていただきます。
講座名
貝合わせ屋さんのとっておき春の京都案内 〜正式な作法で貝合わせを学ぶ〜 全3回 昼の部
日程
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