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16,500円(税込)
全4回
学ぶこと
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世界に名の知られた日本の首都「東京」。
1000万人の暮らす巨大都市「東京」は、一般的に「江戸」という近世都市から継承され発展したストーリーで説明されます。
「江戸」から「東京」へという捉え方自体間違いではありませんが、ストーリーを構成する要素やその要素の組み立て方が「徳川家康」という人物を軸に展開していることが問題だと思います。
本当に、家康だけ登場させて完結するようなストーリーなのでしょうか。
本講座では、「江戸」という空間がどのように形成されてきたのか、土地の成り立ちや家康以前の歴史にスポットを当てて、「江戸」ならではのポテンシャルを探ります。
第1回 江戸のはじまり 9月3日(土)10:30~12:00
【キーワード:旧石器時代 縄文海進 微高地 外来系土器 古代国家の形成】
江戸は、歴史上いつから登場するのでしょうか。
史料的に確認できるはじまりだけでなく、江戸の土地の成り立ちを地形・地質の面からどのような変遷を経て江戸の土地が形成されたのかを提示し、語られることのない「江戸」の人間活動のはじまりについて発掘された考古資料から探ります。
第2回 江戸の開発と江戸氏 10月1日(土)10:30~12:00
【キーワード:古代東海道 開発領主 秩父平氏 入間川 鎌倉街道 「戸」地名】
第1回目の講座で明らかにした「江戸」という低地空間を舞台として、「江戸」という文字の初見史料を基に、文字史料から見た「江戸」のはじまりについて解説します。さらに文献史料と考古資料を用いて、どのような人々が「江戸」の開発に携わり、経営されていったのかを探ります。
第3回 家康以前の江戸城 11月5日(土)10:30~12:00
【キーワード:舌状台地 扇谷上杉氏 享徳の乱 平川 大橋宿 江戸衆】
太田道灌が築いたといわれる江戸城の実像とともに、道灌後の徳川家康が江戸城と城下を建設するまでの空白期にスポットを当て、今まで語られてこなかった小田原北条氏時代の江戸城や江戸地域の状況を明らかにし、いかに家康が江戸に入る前提が整備されるに至ったのかを解説します。
第4回 家康江戸に入る 12月3日(土)10:30~12:00
【キーワード:慶長江戸図 石垣と瓦葺き天守 日比谷入江 日本橋川 神田川 隅田川】
天正18年(1590)に小田原北条氏が滅亡し、関東の新たな主となった家康は、「江戸」を本拠都市その建設に着手します。
なぜ家康は「江戸」を本拠としたのか、第1回から第3回の講座で解説した家康以前の「江戸」の歴史を踏まえながら整理するとともに、都市計画家(アーバンプランナー)としての家康の技量を解説します。
*オンラインで受講される場合は下記の関連講座からお申込みください。
こんな方へおすすめ
- 日本の歴史や地理に興味がある方
- 東京の歴史や地理に興味がある方
- 街づくりの歴史を知りたい方
- 歴史が好きな中高生
講座概要
日時
持ち物
- 筆記用具
- マスク
場所
最低催行人数
5人
キャンセルポリシー
当日 100%
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし
備考
新型コロナウィルスの感染症予防対策
1.講師は不織布マスク着用
2.ソーシャルディスタンスを配慮した机の配置
3.マスクの着用
4.入場口や施設内各所に消毒備品等を設置し、入場者の手洗いや手指消毒の徹底
5.非接触型機器などを活用し入場者は自主的に検温
受講料
16,500円(税込)
全4回
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各回単発で受講される場合は、下記の関連講座からお申込みください。