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モノ・コトの美

大相撲の様式美・伝統文化を学ぶ 全5回

荒井太郎 相撲ジャーナリスト


2023年4月10日(月)/ 4月24日(月)/ 5月8日(月)/ 5月29日(月)/ 6月12日(月)/ 各日18:30~20:00(90分)

令和アカデミー倶楽部 新橋校

  • 全5回
  • 定員20名

お申し込み

19,000円(税込)

全5回

令和アカデミー倶楽部会員様は無料でお申し込みいただけます。(教材費は別途頂戴いたします)

学ぶこと

大相撲は神事、興行、スポーツという3つの要素が絶妙なバランスを保ちながら成り立っている、

世界でも唯一無二の存在であり、わが国固有の誇れる文化の1つです。

しかしながら、我々日本人は国技である相撲のことを知ってそうで知りません。

大相撲は力士と力士が力いっぱいぶつかり合う競技の面以外に、

土俵上における一連の美しい所作、華やかな意匠を凝らした化粧まわしを締めて行う土俵入り、

土俵祭や神送りの儀等、神事にまつわる様々な要素が興行としてショーアップされて形成されており、

その1つ1つには長い歴史と深い意味があります。

当講座ではこれらを深く掘り下げ、大相撲観戦をより味わい深いものにしていただきたいと思います。

 

第1回 土俵上の所作には意味がある 4月10日(月)18:30~20:00

力士はなぜ四股を踏むのか。塩は何のために撒くのか。勝負前の仕切りにはどういう意味があるのか。

力水とは? 懸賞金を受け取り方にもルールがある!?

テレビの大相撲中継で普段、何気なく見ている力士の所作の1つ1つには

神事がもとになった深い意味があります。

力人(ちからびと)が煌びやかな柄を纏った化粧まわしを締めて行う土俵入り、

荘厳かつ華やかな横綱土俵入り、弓取り式などは江戸時代から様々な変遷を辿って今日の姿があり、

土俵上の所作のついて深く追求していきます。

 

第2回 “チャンピオン”とは一線を画す大相撲の横綱 4月24日(月)18:30~20:00

江戸時代からたった73人しかいない横綱は、単なるランキングのトップではありません。

横綱になればその地位から落ちることはない代わりに、不成績が続けば引退しかありません。

その不合理とも思える“暗黙のルール”により、若くして土俵を去った横綱も少なくない一方、

他のスポーツのチャンピオンが足元にも及ばない“最強”のブランドを確立したと言えるでしょう。

当講座ではベールに包まれた横綱の成り立ち、歴代横綱の実像、

議論百出の昇進基準などに切り込んでいきます。

 

第3回 単純だが意味が深い相撲のルール 5月8日(月)18:30~20:00

相撲はどちらかが先に足の裏以外の体の部位が土俵につくか、

相手を俵の外に出せば勝ちという単純明快なルールのため、

初めて見る人にも分かりやすく親しみやすいのが特徴の1つです。

しかし、いくつかの例外があり、見る人によって見解が分かれることも少なくありません。

バランスを崩した“死に体”の力士に対し、“かばい手”として先に手をついても負けにならないのは

相手への気遣いからです。

本講座では一見、単純なルールに隠された相撲の奥深さを学んでいただきます。

 

第4回 女性はなぜ土俵に上がれないのか 5月29日(月)18:30~20:00

かつて女性要人が優勝した力士を直接、表彰をしたいとたびたび“土俵入り”を直訴したことがあったが、

一度たりとも実現したことはありません。“女性差別”として時おり物議を醸してきた問題ですが、

女性が土俵に上がれないのは、神道の影響とも言われています。

神話の時代に女性が相撲とかかわる話はすでに出てきており、

明治初期までは女性の相撲観戦が制限されていました。

こうした歴史的経緯を振り返りながら、ジェンダー問題にも触れつつ、

核心に迫っていきたいと思います。

 

第5回 天皇と大相撲 6月12日(月)18:30~20:00

昭和天皇が相撲好きでなかったら、大相撲の今日の繁栄はなかったでしょう。

天皇と相撲とのかかわりは平安時代の相撲節までさかのぼることができます。

明治維新の時代は相撲が文明開化を妨げる“過去の遺物”と蔑まれ、存亡の危機にありましたが、

明治17年の天覧相撲によって息を吹き返しました。

国技館には天皇がご観覧になられる貴賓席があり、

天覧相撲仕様の特別な土俵入り(御前掛かり)もあり、

天皇賜盃を抱くことは力士にとっては最高の栄誉です。

天皇や時の“お上”の庇護の下に身を置きながら、大相撲は今日まで生き永らえてきましたが、

その知恵と処世術には感心するしかありません。

講師

荒井太郎 相撲ジャーナリスト
1967年東京都生まれ。早稲田大学卒業。相撲ジャーナリストとして専門誌に寄稿、連載。およびテレビ、ラジオ出演、コメント提供多数。『大相撲事件史』『大相撲あるある』『知れば知るほど大相撲』(舞の海氏との共著)、近著に横綱稀勢の里を描いた『愚直』など著書多数。相撲に関する書籍や講座、番組の企画、監修なども手掛ける。

講座概要

日時

2023年4月10日(月)/ 4月24日(月)/ 5月8日(月)/ 5月29日(月)/ 6月12日(月)/ 各日18:30~20:00(90分)

持ち物

  • 筆記用具

場所

令和アカデミー倶楽部 新橋校
東京都港区新橋 2-4-1
JR・東京メトロ新橋駅日比谷口より徒歩約5分、都営三田線内幸町駅より徒歩約1分
①JR新橋駅から
日比谷口SL広場を右に出てマクドナルドを左折、直進。中華料理店「新橋亭」から3軒目です。

②東京メトロ銀座線から
8番出口を出てマクドナルドのほうに信号を渡り直進。中華料理店「新橋亭」から3軒目です。

③都営三田線内幸町駅から
A1出口を出たら後方に歩いて交差点を渡らず右折。進行方向にみずほ銀行と新橋亭があり、みずほ銀行の次のビルです。

最低催行人数

5人

キャンセルポリシー

当日 100% 
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし

備考

受講料

19,000円(税込)

全5回

全5回でお申し込みの場合は、第1回開催後は欠席されても受講料のご返金はできませんのでご了承ください。
各回単発でお申し込みの場合は、下記の関連講座からお申し込みください。

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