お申し込み
44,660円(税込)
全7回
学ぶこと
*中級クラスは、「本漆に親しむ 金継教室 (初級)」を修了されている方や、
他の教室での金継経験者の方が対象となります。
他の教室で金継を学ばれたご経験がある方はご相談ください。
金継ぎとは、破損した器を「漆」で修復して、金、銀、錫、色漆などで装飾する日本の伝統的な修復技法です。職人の高い技術で修復された金継ぎの器は、それ自体も芸術的見どころとなります。
不完全さを尊ぶ「侘び」という日本ならではの美学に培われ、現代のSDGsにも通づるコンセプトが共感を呼び、今では海外でも金継ぎは人気だそうです。
一方、漆は日本では縄文時代から利用されてきた自然素材で、縄文土器の装飾や、すでに割れた土器の修復にも漆は使われていました。食器の起源から利用され続けていることからも、その安全性は折り紙付きです。
中級クラスでは、基本的な金継ぎ、欠け、割れを受講済みの方向けの一歩進んだ修復方法を学びます。
大きく欠けた器(欠け直径2cm以上)の破片を使わずに型を取り、
簡易乾漆(漆、布粉、木粉)で破損箇所を修復し、蒔絵または螺鈿(夜光貝)を施す、
「蒔絵継ぎ」「螺鈿継ぎ」を体験していただきます。
写真のように麻の葉文様を蒔絵したり、破損した器の柄にそった蒔絵をお好みで施すことが可能です。
また、素地(けやき)を使い、拭き漆と木目沈金技法を使ったぐい呑みも同時に制作していただきます。
*大きく欠けた器(直径2cm以上)はこちらでも用意しています
*ぐい呑みの素地(けやき)は受講料に含まれています。
●蒔絵継ぎ、または螺鈿継ぎ
割れまたは欠けた器(直径5cmまで) 1つ
蒔絵継ぎ、螺鈿継ぎの難易度によっては、初級クラスと同程度の器を同時に修復していただくことも
可能です。
●木目沈金技法のぐい飲み制作 *ぐい呑み本体は受講料に含まれています
*「割れた器はないけれど、技法を学びたい」という方には、割れた器、欠けた器もこちらで用意いたします(だいたい一つ500円前後)
*欠席された場合、その日の分の作業は講師が代行しますので、全7回で完成します。(ご欠席の場合でも、ご返金、振り替え、補講は出来かねますのでご了承ください)
全7回でのお申込みとなります。(途中参加はできません)
*第1回開催後は欠席の場合でも受講料の返金はいたしません。
【漆かぶれについて】
漆に含まれる「ウルシオール」という成分に触れるとかぶれる可能性がございますので、漆を触る時は十分ご注意ください。
肌につかないよう手袋をご用意しますが、気づかないうちに漆に触れて、かぶれる方もあります。長袖の着用やアームカバーの使用をおすすめいたします。
万一かぶれた場合でも当倶楽部では責任を負えませんので、これをご了承いただいた方のみご参加ください。
こんな方へおすすめ
- 金継で器を直したい方
- お気に入りの器を割ってしまった、欠かしてしまった方
- 漆に興味がある方
- 日本の手仕事に興味がある方
講座概要
日時
持ち物
- 修復する器(割れた器1つ、欠けた器2つ。足りなくても可)
- ノート、筆記用具
- エプロン(漆が服につくと取れません)
- 長袖もしくはアームカバー(漆かぶれ防止のため)
場所
最低催行人数
3人
キャンセルポリシー
当日 100%
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし
備考
受講料
44,660円(税込)
全7回
材料費含む。
全7回でのお申し込みとなります。
第1回開催後は欠席の場合でも受講料の返金はいたしませんのでご注意ください。