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学ぶこと
現在における「魏志倭人伝」の研究は、単純な位置・方位論にとらわれることなく、厳密に史料を検証し、東アジア的視点及び考古学成果との対比(纏向遺跡・箸墓古墳・出土鏡)することが大切です。
本講座では、いわゆる「邪馬台国」論争について基礎的事項の確認するとともに、近年の動向を紹介します。
第2回 倭国と倭国王の成立 2021年9月4日(土) 10:30~12:00
一世紀後半以前の小国分立段階から中国王朝とは朝貢関係を有していました。
この段階には「倭人」という人種的表記のみが用いられ「倭国」というまとまりや国々を束ねる「倭王」の存在はまだ見られていません。
金印の「漢倭奴国王」の称号などからすれば、倭国が後漢王朝の支配秩序(天下)に包摂されていたことは明らかですが、「倭の奴国」の称号からすれば、いまだ倭国全体を統率すべき王号とはなっていません。
二世紀初めまでに北九州において奴国から伊都国への主導権の移動がまずあり、さらに二世紀後半には「倭国乱」と呼ばれる騒乱により、伊都国から邪馬台国への主導権の移動があったと想定されます。
こんな方へおすすめ
- 古代史に興味のある方
- 日本史の最新の知見を得たい方
講座概要
日時
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- 筆記用具
- マスク
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4人
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開講日の8営業日より前 なし
備考
新型コロナウィルスの感染症予防対策
新橋の施設では、東京都感染拡大防止ガイドラインを遵守し、下記の方策により感染症の予防に最大の配慮を行います。
1.講師はフェースシールド着用
2.ソーシャルディスタンスを配慮した机の配置
3.マスク着用の徹底
4.入場口や施設内各所に消毒備品等を設置し、入場者の手洗いや手指消毒の徹底
5.非接触型機器などを活用し入場者を検温(センサー)
受講料
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