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カテゴリ
古代史 / 歴史探訪

【邪馬台国論争の現在と課題】 第3回 卑弥呼と公孫氏政権

仁藤 敦史 国立歴史民俗博物館研究部教授


2021年10月16日(土)10:30~12:00(1時間30分)

令和アカデミー倶楽部 新橋校

  • 全1回
  • 定員20名

お申し込み

5,830円(税込)

全1回

学ぶこと

現在における「魏志倭人伝」の研究は、単純な位置・方位論にとらわれることなく、厳密に史料を検証し、東アジア的視点及び考古学成果との対比(纏向遺跡・箸墓古墳・出土鏡)することが大切です。
本講座では、いわゆる「邪馬台国」論争について基礎的事項の確認するとともに、近年の動向を紹介します。

 

第3回 卑弥呼と公孫氏政権 2021年10月16日(土) 10:30~12:00

倭国は、二世紀後半まで長期の争乱状態にありましたが、卑弥呼を倭国の女王として「共立」することによって、「平和」がもたらされたとあります。

その時期は倭国乱についての「桓霊の間」(一四六~一八九)、「漢霊帝の光和中」(一七八~一八四)という記載を尊重すれば、二世紀後半と想定され、『三国志』では景初二年(二三八)とされる魏王朝への遣使まで半世紀ほどの時間差が存在します。

この間における女王卑弥呼との重要な交渉相手として近年注目されているのは当時、遼東半島を支配していた公孫氏です。

講師

仁藤 敦史 国立歴史民俗博物館研究部教授
1960年生。静岡県出身。早稲田大学大学院文学研究科満期退学。博士(文学)。
早稲田大学第一文学部助手を経て、現在、国立歴史民俗博物館研究部教授。
専門は日本古代史(古代王権論・都城制成立過程の研究)。
主な著書に、『卑弥呼と台与』(山川出版社)、『古代王権と都城』(吉川弘文館)『古代王権と支配構造』(同前)、『女帝の世紀』(角川学術出版)など。

講座概要

日時

2021年10月16日(土)10:30~12:00(1時間30分)

持ち物

  • 筆記用具
  • マスク

場所

令和アカデミー倶楽部 新橋校
東京都港区新橋2-4-1
JR「新橋駅西口」より徒歩約5分、都営三田線「内幸町駅」より徒歩約1分

最低催行人数

4人

キャンセルポリシー

当日 100% 
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし

備考

新型コロナウィルスの感染症予防対策
新橋の施設では、東京都感染拡大防止ガイドラインを遵守し、下記の方策により感染症の予防に最大の配慮を行います。

1.講師はフェースシールド着用
2.ソーシャルディスタンスを配慮した机の配置
3.マスク着用の徹底
4.入場口や施設内各所に消毒備品等を設置し、入場者の手洗いや手指消毒の徹底
5.非接触型機器などを活用し入場者を検温(センサー)

受講料

5,830円(税込)

全1回

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