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受付終了

カテゴリ
古代史 / 歴史探訪

【邪馬台国論争の現在と課題】 第2回 倭国と倭国王の成立

仁藤 敦史 国立歴史民俗博物館研究部教授


2021年9月4日(土)10:30~12:00(1時間30分)

令和アカデミー倶楽部 新橋校

  • 全1回
  • 定員20名

お申し込み

5,830 円(税込)

全1回

令和アカデミー倶楽部会員様は無料でお申し込みいただけます。(教材費は別途頂戴いたします)

学ぶこと

現在における「魏志倭人伝」の研究は、単純な位置・方位論にとらわれることなく、厳密に史料を検証し、東アジア的視点及び考古学成果との対比(纏向遺跡・箸墓古墳・出土鏡)することが大切です。
本講座では、いわゆる「邪馬台国」論争について基礎的事項の確認するとともに、近年の動向を紹介します。

 

第2回 倭国と倭国王の成立 2021年9月4日(土) 10:30~12:00

一世紀後半以前の小国分立段階から中国王朝とは朝貢関係を有していました。

この段階には「倭人」という人種的表記のみが用いられ「倭国」というまとまりや国々を束ねる「倭王」の存在はまだ見られていません。

金印の「漢倭奴国王」の称号などからすれば、倭国が後漢王朝の支配秩序(天下)に包摂されていたことは明らかですが、「倭の奴国」の称号からすれば、いまだ倭国全体を統率すべき王号とはなっていません。

二世紀初めまでに北九州において奴国から伊都国への主導権の移動がまずあり、さらに二世紀後半には「倭国乱」と呼ばれる騒乱により、伊都国から邪馬台国への主導権の移動があったと想定されます。

 

講師

仁藤 敦史 国立歴史民俗博物館研究部教授
1960年生。静岡県出身。早稲田大学大学院文学研究科満期退学。博士(文学)。
早稲田大学第一文学部助手を経て、現在、国立歴史民俗博物館研究部教授。
専門は日本古代史(古代王権論・都城制成立過程の研究)。
主な著書に、『卑弥呼と台与』(山川出版社)、『古代王権と都城』(吉川弘文館)『古代王権と支配構造』(同前)、『女帝の世紀』(角川学術出版)など。

講座概要

日時

2021年9月4日(土)10:30~12:00(1時間30分)

持ち物

  • 筆記用具
  • マスク

場所

令和アカデミー倶楽部 新橋校
東京都港区新橋2-4-1
JR「新橋駅西口」より徒歩約5分、都営三田線「内幸町駅」より徒歩約1分

最低催行人数

4人

キャンセルポリシー

当日 100% 
開講日の7営業日前から前日 30%
開講日の8営業日より前 なし

備考

新型コロナウィルスの感染症予防対策
新橋の施設では、東京都感染拡大防止ガイドラインを遵守し、下記の方策により感染症の予防に最大の配慮を行います。

1.講師はフェースシールド着用
2.ソーシャルディスタンスを配慮した机の配置
3.マスク着用の徹底
4.入場口や施設内各所に消毒備品等を設置し、入場者の手洗いや手指消毒の徹底
5.非接触型機器などを活用し入場者を検温(センサー)

受講料

5,830 円(税込)

全1回

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